不労所得を目指すための初心者にも分かる投資の種類
投資の種類ランキング
投資は資産を増やすために自己資金を活用する方法で、初心者の方にとってどの投資方法を選ぶべきか迷うこともあるかと思います、以下に主な投資の種類、リスクが低いランキングとそれぞれの特徴を調べてまとめてみました。
1. 定期預金
- 特徴: 一定期間お金を引き出せない代わりに、高い金利が適用される預金口座。
- メリット: 高い金利でお金を増やせる、資金を減らす事なく確実に貯金できる。
- デメリット: 途中解約で金利が大幅に下がることや金利が固定される、株式投資などに比べて利益率が低い事がデメリット。
- おすすめの金融機関: GMOあおぞらネット銀行・SBI銀行
2. 外貨預金
- 特徴: 日本円ではなく外国通貨で預金を行う方法。
- メリット: 外貨の高い金利で利益を期待できる、資産を通貨に分散できる、長期間ホールドできる。
- デメリット: 預金保険制度の対象外、為替変動のリスクがあり複数の通貨情報を把握する必要がある。
- おすすめの金融機関: GMOあおぞらネット銀行・SBI銀行
3. 投資信託
- 特徴: 資産運用の専門家が運用するファンドに投資する方法。
- メリット: 個別銘柄投資よりリスクを分散でき、運用はプロが行ってくれるため購入後は運用報酬が自動で得られる。
- デメリット: 利益が出ている場合だけでなく損失時も還元されるため価格変動のリスクがある。
- おすすめの投資信託運用口座:SBI証券・楽天証券・auカブコム証券
4. 株式投資
- 特徴: 企業の株式を購入して投資する方法。
- メリット: 配当金が得られる、株式の売却で大きな利益が期待できる。
- デメリット: 価格変動のリスク、企業倒産のリスク、元本割れの可能性がある。
- おすすめの証券会社: SBI証券・楽天証券・auカブコム証券
5. 不動産投資
- 特徴:不動産投資は家賃収入により毎月安定した収益を得ることが可能、空室でない限り毎月一定の家賃収入が見込める。
- メリット: 不動産投資は、家賃収入により安定した利回りが期待できる。
- デメリット: 物件が空室になると家賃収入が得られないリスクがある。
- おすすめの不動産投資:RENOSY(リノシー)
6. 仮想通貨投資
- 特徴:仮想通貨は株式市場や外国為替市場と異なり、24時間365日取引できるのでいつでも利益を出せる可能性がある。
- メリット: 仮想通貨の価格は株式や債券よりも価格の変動が比較的に大きく、タイミングが良ければ短期間で大きな利益を得られる可能性がある。
- デメリット: 仮想通貨の価格は他の金融商品と比べて変動が大きい傾向にあるため、価格下落時には大きな損失を被る可能性がある。
- おすすめの仮想通貨取引所:bitbank・bitFlyer
仮想通貨の取引所について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
投資の利回り種類
利回りとは
投資の利回りとは投資した資金がどの程度の収益を生み出したかを示す指標で、具体的には投資によって得られた収益を投資額で割ったものを指す。
この値が大きいほど投資が効果的であったと言え、投資利回りが高いほどリスクも高いということを忘れない事が大切。
高い利回りを追求すると元本を失う可能性も高まる為、投資を行う際には自分のリスク許容度を考慮に入れることが重要。
投資の利回りは過去のデータに基づいていますので、必ずしも未来の利回りを保証するものではない事を理解しておくのも重要。
利回りの種類
- 単純利回り:投資によって得られた収益を投資額で割ったもので、この計算は非常にシンプルで投資の結果を直感的に理解するのに役立。
- 年間利回り:1年間で得られるであろう利益を投資額で割ったもので、異なる期間にわたる投資を比較する際に便利。
- 複利利回り:投資の収益が再投資され、その収益がさらに収益を生む場合の利回りを示し、長期的な投資でよく使用される。
- リスク調整後利回り:投資のリスクを考慮に入れた上での利回りを示し、高リスクの投資が高い利回りをもたらす可能性がある一方で、そのリスクを補償するためにはより高い利回りが必要であるという事実を明確にする際に使用される。
利回りを得る方法
- キャピタルゲイン:資産を購入した価格とそれを売却した価格との間の差額で、資産が価値を増すとキャピタルゲインが発生する為そこから得られる収益。
- 配当利回り:配当利回りは配当金額を株価で割ったもので、株式投資から得られる配当を示す。
- 利息利回り:利息利回りは年間利息を債券の現在価格で割ったもので、債券や預金から得られる利息を示す。
- 総利回り:総利回りは投資の全体的なパフォーマンスを評価するのに役立ち、キャピタルゲインと配当(または利息)の両方を考慮に入れた利回り。
- 現金流利回り:物件から得られる年間の純現金流を物件の購入価格で割ったもので、不動産投資などでよく使われる。
初心者向けの投資タイプの選択肢
初心者におすすめな投資タイプをピックアップし、選択肢の一つとして使えるようにまとめてみました。
- インデックス運用:初心者におすすめで、市場全体を追跡するファンドでなので手堅い運用が可能。
- バランス型運用:老後の資産形成に適しておりリスクを分散し、安定した利益を狙える。
- ファンド:ハイリターンを狙うこともでき、比較的に専門知識不要で投資が可能。
- ターゲット・デート・ファンド:子供の将来に備えたり、将来の目標に合わせて運用が調整される投資。
インデックス運用とは
特定の市場の動きを数値化した指標で、例えば日経平均株価やS&P500などがある。
インデックス運用の目的、特徴
日経平均株価やS&P500などの指数に連動することを目標とした運用方法。
値動きが分かりやすい
毎日のニュースで取り上げられるため、投資初心者でも理解しやすい。
運用コストを抑えられる
信託報酬が低く、ノーロードの商品も多い。
短期的な大きなリターンは難しい
ゆっくりと長期で運用するのが向いている。
バランス型運用とは
バランス型運用は複数の資産や市場へバランス良く投資するスタイルを指す。
バランス運用の目的、特徴
株式と債券、国内と海外など異なる資産や市場で運用され、一つの資産に偏ることなく複数の資産に投資する投資信託。
リスク分散
バランス型ファンドは複数の資産クラスにバランスよく投資するためリスクを分散でき、株式と債券など異なる資産を組み合わせることで、一方の価格変動が他方を補完する効果がある。
一般的にリスクが低く、少額から分散投資を始めたい人に適しています。
手間を省ける
バランス型ファンドは、自動的に資産の配分を調整してくれるため、投資家は手動でポートフォリオを管理する必要がない。
基準価額の変動要因がわかりづらい
複数の資産を混ぜているため、ファンドの基準価額の変動原因が把握しづらいことがある。
自分で資産配分の決定や変更ができない
バランス型ファンドはあらかじめ資産配分が決まっているため、自分でポートフォリオを組むことがで着ないため、自分で考えて配分を調整したい方には物足りない。
ファンド運用とは
投資家から資金を集め、まとめて運用する機関やシステムに委託して運用して貰う方法。
ファンド運用の目的、特徴
投資信託ファンドは少額から気軽に利用でき、国内外の株式や債券、不動産、リート、インフラなどへ投資することができる。
ヘッジファンドやベンチャーファンドなど、さまざまな種類のファンドも存在している。
リターン
ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が、株式、債券、不動産、外貨などの様々な資産クラスに投資を行い、最大限のリターンを目指して運用してくれる。
アクセス性:
一部のファンドは個人の投資家が直接投資することが難しい市場や資産クラスに投資することができる。
投資の種類を比較した一覧表
投資の種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
定期預金 | 一定期間お金を引き出せないが高い金利 | 高い金利でお金を増やせる、確実に貯金できる | 途中解約できない、固定金利 |
外貨預金 | 外国通貨で預金 | 外貨の金利が高い、為替差益を得られる | 預金保険制度の対象外、為替手数料 |
株式投資 | 企業の株を購入 | 配当金が得られる、売却益を狙える | 価格変動のリスク、流動性のリスク |
投資信託 | 専門家が運用する | 利益が出た場合も運用管理報酬が発生 | 損失が出ている場合も運用管理報酬が発生 |
不動産投資 | 不動産を購入 | 毎月安定した収益を得られる | 物件が空室になると家賃収入が得られない |
仮想通貨 | 仮想通貨を購入 | 24時間365日取引できる | 価格変動が大きい |
投資先のメリットとデメリット比較早見表
投資先のメリットとデメリットの比較を簡単にできる早見表を作成してみました。
投資先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
定期預金 | 資金を減らす事なく確実に貯金できる | 株式投資などに比べて利益率が低い |
外貨預金 | 長期間ホールドできる | 為替変動のリスクがあり複数の通貨情報を把握する必要がある |
投資信託 | 運用はプロが行ってくれる | 運用はプロが行ってくれる |
株式投資 | 株式の売却で大きな利益が期待できる | 元本割れの可能性がある |
不動産投資 | 安定した利回りが期待できる | 家賃収入が得られないリスクがある |
仮想通貨投資 | 短期間で大きな利益を得られる可能性がある | 価格下落時には大きな損失を被る可能性がある |
ロボアドバイザー投資 | 初心者でも簡単に投資を始められる | ロボアドバイザーを利用する際は手数料がかかる |
つみたてNISA | 運用益・分配金が最長20年間非課税 | 条件をクリアした投資信託・ETFのみ |
iDeCo(個人型確定拠出年金) | 所得税や住民税の負担を減らすことができる | 原則として60歳まで引き出せない |
投信積立 | リスクを分散させることができる | 短期間に大きな利益をあげるのは難しい |
純金・プラチナ積立 | 取扱会社に金を預かってもらうため金庫など保管スペースの確保は不要 | 金もプラチナも配当・利息はつかない |
ミニ株(単元未満株) | 少額から始められる | リアルタイムの取引ができない |
ポイント投資 | 現金の持ち出しなしで投資を体験できる | 現金投資と同じく元本割れを起こすリスクがある |
おつり投資 | 投資にかかるお金は少額で済む | キャッシュレス決済サービスや家計簿アプリとの連携が欠かせない |
投資の難易度とリスク別早見表
投資の道を進む上で遭遇する可能性のあるリスクを理解し、それを管理することで投資戦略がより堅固なものになるのに必要な投資の難易度とリスクを簡単に見分けられる早見表を作ってみました。
投資の種類 | リスク | 難易度 |
---|---|---|
株式投資 | 高 | 高 |
債券投資 | 中 | 小 |
不動産投資 | 中 | 高 |
コモディティ投資 | 高 | 高 |
投資信託 | 低 | 低 |
仮想通貨投資 | 高 | 高 |
投資の種類別リスクの詳細
1. 株式投資
リスク:高
- 市場は価格変動リスクがあり常に変動している株価は、市場全体の動きや経済状況、政治的な不安定性などによって影響を受ける可能性がある。
- 投資した会社が破たんすると、その株式は無価値になるため信用リスクがある。
- 市場において十分な取引量がない場合、株式を適切な価格で迅速に売買することが難しくなる可能性があり流動性定価のリスクがある。
- 外国株式を保有している場合、為替レートの変動により為替差損が生じる為替変動リスクの可能性がある。
- 発行体の所在する国・地域の政治・経済環境により価格変動等が起こりカントリーリスクが発生しる可能性がある。
難易度: 高
- 株式市場は変動が激しく、専門的な知識と時間を要するため難易度が高い。
2. 債券投資
リスク:中
- 債券投資は金利の動きやインフレの影響、信用リスクや金利リスクなどのリスクがある。
- 一方、債券型の投資信託やETFに投資する場合、個別の債券を選んだり信用リスクを考える必要がなく、少額から投資可能で満期がなく株式と同じように売買可能。
難易度: 小
- 債券投資の難易度は、投資の目的、期間、リスク許容度、投資可能な金額などにより異なるが、債券型の投資信託やETFに投資する場合は参入難易度が低くなる。
3. 不動産投資
リスク:中
- 入居者がいない期間が長くなると予定していた家賃収入が得られず、投資収益が下がる可能性があり空室リスクがある。
- 地域の人口減少や競争の激化などにより、家賃が下がり家賃下落リスクがある。
- 入居者が家賃を滞納トラブルなどの滞納リスクがある。
- 建物の老朽化により修繕費用が増える可能性があり、建物の価値が下がることで、物件の売却価格が下がる建物老朽化リスクがある。
- 不動産市場全体の価格が下落すると、物件の売却価格が下がる可能性があり物価下落リスクがある。
- 金利上昇リスク金利が上昇するとローンの返済額が増え、利益が圧迫される可能性がある。
- 地震や洪水などの自然災害により、物件が損傷する災害リスクがある。
難易度: 高
- 新築ワンルームマンション投資:高
- 新築アパート/マンション一棟投資:高
- 中古区分・中古アパート投資:中
- REIT(リート):低
- 不動産投資クラウドファンディング:低
また、不動産投資の成功率は、株式投資の成功率と同程度の約10%とされている。
4. コモディティ投資
リスク:高
- コモディティは外貨建てで取引されるため、景気変動による為替リスクがある。
- 天候によって価格が左右されるものもある為、天候による価格変動のリスクもある。
難易度: 高
- コモディティの価格は商品ごとの需給バランスや天候、生産量や在庫、為替レートなどさまざまな要因に影響を受けるため、これらの要素を事前に予測することが難しく、急な価格上昇または下落が起こる可能性があり価格変動の予測が難しい。
- コモディティ投資では商品先物市場で取引を行うことが一般的で、先物取引はリスクが高く初心者向けとは言えない。
5. 投資信託投資
リスク:低
- 投資信託が組み入れている株式や債券の価格が変動する可能性があり、株価は国内及び海外の政治・経済情勢、企業の業績等の影響を受け価格変動リスクがある。
- 外国通貨建ての資産に投資する投資信託の場合、一般的には円高になれば基準価額にマイナス、円安ならプラスの影響で為替変動リスクがある。
- 投資先の国や地域の政情不安や経済状況の変化によって、証券市場や為替市場に混乱が生じ、投資している資産の価値が変動するカントリーリスクがある。
難易度: 低
- 積立投資と分散投資を組み合わせることで安定的な運用を目指すことができ、投資の難易度を下げる事が可能。
- 投資信託は長期保有に向いている商品であり、短い期間での値動きに一喜一憂するのではなく、できるだけ長い目で運用することが大切。
6. 仮想通貨投資
リスク:高
- 仮想通貨の価格は非常に変動が激しく元本割れのリスクがある。
- 仮想通貨取引所はハッキングの対象となる可能性があるため仮想通貨ウォレットのハッキングリスクがある。
- 送金ミスのリスク: 仮想通貨の送金は間違ったアドレスに送ると取り消しできないため、送金ミスによる資産の喪失のリスクがある。
- 国や政府が規制をかける可能性もある為、規制リスクも考慮しておく必要がある。
- ハッキングやフィッシングによってウォレットアカウント又はウォレットの中身を詐欺・盗難リスクも対策しておく必要がある。
- 価格変動が激しくリスクとリターンが非常に高いため専門的な知識が必要。
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